本日の目玉料理。 これが食べてみたくて、来たようなもの(笑)
フェルナン・ポワンについては語る必要はないだろう。
主催者によると、このルセットを作り上げるためにポワンとマドが7年間試行錯誤したというポワンの代表作の1つ、とのこと。
う〜ん、知りませんでした。 それでは、心して頂きます。。
また、ワインは赤と白の2種を用意して、料理とのマリアージュを楽しんでもらおうというスタンスとのこと。
さて、グラタンが目の前に供されると、エビミソ(アメリケーヌ)の香りに満ちております。
内側の皿は、そのままオーブンに入っていたものなので、熱いそうですの気を付けて。
グラタンの中は、左の写真のようにアメリケーヌのような色合いと味わい。
それほど想像の域をでるものではない。 エビミソのコクと甘味。 後味にちょっと苦みが走るのが若干イメージと異なるところ。
エビ自体は一口サイズで、ぷりぷりとしている。
しかし、何と言ってもよかったのは中に入ったほうれん草だ。
ほうれん草とのこのソースの相性が素晴らしい。
ちょっと調べると、殻付きのままクール・ブイヨンでゆでて身を取り出す。
(支配人の方によるとこれが非常に大変だったとのこと)
これをバターで炒め、ベシャメルソースであえてグラタン皿に入れる。
グリュイエールチーズをふりかけてオーヴンで手早く焼く、ものだそうだ。
ただ、このレシピでは食べるエビと同量のエビをソースに使っているそうだ。ソースはアムルーズというらしい。
もともと阿寒湖の「うちだざりがに(ペットとしては知っていましたが、食べるとは!!)」を使う予定だったのだが、入らなかったそうで
霞ヶ浦のものをつかったということ。
え? それって・・・アメリカザリガニってこと??
昔のレシピの本で、読んだことがありましたが・・・ その本によると、3日ほど水道の水を流しながら泥臭さを取る、とありますが。
ヨーロッパ産の淡水エビ(エクルヴィス)と味わい的にどう違うんでしょうね?
ワインは、ヴァンサン・ジラルダン ムルソー1er Cruナルヴォー99、赤は サンジョセフ コロンボ 99。
ジラルダンのムルソーは抜栓当初はやはり固かったが、徐々に開き、楽しめました。 確かにこれだけ強い料理だともうちょっと強い白の方があうかもしれませんが、その辺では致し方のないところでしょう ^^);
赤は澱があるというので、デキャンタとしたということですが、ローヌの良い年である99。まだまだ若くて・・・・というのが私の印象。
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