Sinp's Wine

EdiTion Koji Shimomura エディション・コウジ シモムラ

テーブル

カダイフを纏った的鯛の軽やかなフリット
 ブロッコリーのクーリとレモンのコンフィチュール


的鯛というメニューを聞いたときは、ちょっとなんだーーーと思いましたが・・・

いままで食べた中でもっとも旨い的鯛かもしれません。
というか今までフレンチで食べてきた魚料理で10指に入るだろう、、という一品。

・・・・というのも、好みの味付けなんで(笑)

テーブル

まあ、ぶっちゃけ、スペシャリテだそうで、的鯛をカダイフで巻いてポワレしたものかな?
上には、たっぷりのパルメザンの細切りがかかっております。

皿にはしっかりと、チーズの香りがあって、食欲をそそり、見た目には鮮やかな緑が飛び込んできます。

テーブル

ちょっと、とびでいるスプラウトみたいのは新芽とかいっていたかな??

しかし、見た目に反していただいてみると、きっちりと効かせたレモンの酸味が全体をひきしめつつ、 甘い透明なソースををそれをうまく中和し、相乗効果を。
甘酸っぱいのはレモンのコンフィチュールのようです。

身はもちろん、カダイフにより食感が、外はカリカリ、中はふっくら。
ちょっと上質な身でないかもしれませんが、そういうものに、こういう調理法は非常に面白いかもしれません。
レストランならでは一皿に変わるわけですから。

また、意外にももっとガツンと来るかとおもったチーズですが、それほど主張せず、、それがまたいい。
この手の料理だと、チーズチーズオンリーになってしまうのは、それはそれで美味しいかもしれませんが、 やはり、つまらない印象をもってしまいますので。。

それぞれのソースやら、なんやらを単体で頂いても??というパーツパーツを組み合わせて、 全体として組み上げる構成力はお見事。

テーブル

かわいいブロッコリ。 

しかし、この料理でもっとも難だったのは、グラスワインだ。
プィィフィッセ。 かなり樽香のきいたがっちりタイプ。 これがこの料理にあうかなぁ〜?
ワイン自体は、料理抜きにすれば、結構美味しいと思いましたが。

魚料理はかなりこれが出るんだから、、、ちょっと考えればいいのに。。 1500円。

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