的鯛というメニューを聞いたときは、ちょっとなんだーーーと思いましたが・・・
いままで食べた中でもっとも旨い的鯛かもしれません。
というか今までフレンチで食べてきた魚料理で10指に入るだろう、、という一品。
・・・・というのも、好みの味付けなんで(笑)
まあ、ぶっちゃけ、スペシャリテだそうで、的鯛をカダイフで巻いてポワレしたものかな?
上には、たっぷりのパルメザンの細切りがかかっております。
皿にはしっかりと、チーズの香りがあって、食欲をそそり、見た目には鮮やかな緑が飛び込んできます。
ちょっと、とびでいるスプラウトみたいのは新芽とかいっていたかな??
しかし、見た目に反していただいてみると、きっちりと効かせたレモンの酸味が全体をひきしめつつ、
甘い透明なソースををそれをうまく中和し、相乗効果を。
甘酸っぱいのはレモンのコンフィチュールのようです。
身はもちろん、カダイフにより食感が、外はカリカリ、中はふっくら。
ちょっと上質な身でないかもしれませんが、そういうものに、こういう調理法は非常に面白いかもしれません。
レストランならでは一皿に変わるわけですから。
また、意外にももっとガツンと来るかとおもったチーズですが、それほど主張せず、、それがまたいい。
この手の料理だと、チーズチーズオンリーになってしまうのは、それはそれで美味しいかもしれませんが、
やはり、つまらない印象をもってしまいますので。。
それぞれのソースやら、なんやらを単体で頂いても??というパーツパーツを組み合わせて、
全体として組み上げる構成力はお見事。
かわいいブロッコリ。
しかし、この料理でもっとも難だったのは、グラスワインだ。
プィィフィッセ。 かなり樽香のきいたがっちりタイプ。 これがこの料理にあうかなぁ〜?
ワイン自体は、料理抜きにすれば、結構美味しいと思いましたが。
魚料理はかなりこれが出るんだから、、、ちょっと考えればいいのに。。 1500円。
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