こちらも異なる2種を合わせる趣向は先と同じ構成。
一口さいずがいろいろあるのはうれしいですね。 ちょっと和食テイストな感じもあって。
ゲランドの塩で漬けたケイパーを添えて。
赤かぶはしゃきしゃきとしており、甘みもしっかり。
どちらかというと淡白な平貝に表情を持たせてくれます。 黒こしょうがぴりっと利いてアクセントに。
ケイパーの香りは長続きします。
鯛はちょっと熟成が進んだようなややとろっとした食感。 その分旨みは増して。
それに対比させたむらさき人参の食感。 香りもよい人参。
こちらがそのケイパー。
Capperi di Pantelleria Capperi Serragghia e Fleur de sel de Guerande
輸入会社のページで
紹介されておりました。
それによると、ガブリオ氏のケーパー。
シチリア州バンテレリア島で無農薬栽培されたケイパーをゲランドの塩で塩漬けしたもの。
バンテレリア島は気候的にケイパーの育成にあっているそうで有名とのこと。
100gで4000円で売られております。
他にもイタリア現地で30ユーロ/100gとのこと。
うーん、4000円は妥当に見えるが、高いな、、
こういう食材を使っているので、こちらどうしても味わいもよい分、お値段的にもかなり、、になります(笑)
生ハムにはラフランス、バルサミコ酢。
中央には生乳チーズ(ロビオラ産はちみつをかけたもの)。 サラミには栃木産のゆり根を。
驚きはやはりこのゆり根だろう。 さつまいものような甘さとほっこりとした食感が他にないもので。
サラミの塩分にはこの甘さをあわせたのだろう、、
こちらは前回もいただきました。
チーズが濃厚な香り。 ミンチ肉やほうれん草(?)、人参、青菜など。
こちらでは人気のある一品、、とは聞いておりましたが、確かに。
甘みのある風味の高さ。 塩分は控えめ。
すべての料理に感じる優しい味わい。 素材のよさをいかしつつ高みに、、
パスタも強い主張はないものの、食感や彩りのよさが。
女性のシェフならでは調理かと。
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