| アミューズ |
レンゲに盛られたアングレーズソースの上には、キャビアとカラスミが。
グリッシーニを添えて。
味わいはやはりソースはソース。
風味は確かにスモークで面白いが、味わいとしては割とフツウ。
これからの料理への期待感をあまり感じられず、皆やや無言に・・・・
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フランス産鴨のフォワグラ メドックワイン風味
葡萄のジュレと共に |
Foie Gras de Canard au jus de raisin en gelee
みっしりとフォワグラが詰まった一皿。
一見ケーキのような見栄え。
フォワグラの上にのっている葡萄のジュレは非常に綺麗な濃い赤紫。
まるでジャムのように塗られている感じ。
これに葡萄の実、とピンク色のムースが。
フォワグラはなかなかきめの細かい、ねっとり感のある上質なものと思われたが、
ガツンとした力強さがない。
やや塩が足りないであろうか？
料理開始前にサービスの方から、女性に受ける繊細な料理ですよ、との説明を受けていたので、
さもありなん、とも思える。
そして特徴的なのはそれぞれの酸味だろう。
フォワグラの上のジャム状のもの、ムース、葡萄の実、と
それぞれのレベルと風味の異なる酸味がフォワグラをさっぱりと感じさせてくれる。
これらがなかなか鋭角的な酸味。
単体では、酸味が弱い方にはやや辛いかもしれないという程に。
葡萄には風味の高い甘さがあり、これがフォワグラにはよく合う。
個人的な好みからすると、蜂蜜と一緒に、、などなので、かなり物足りない一皿・・・と思ったのだが、
料理全部を振り返ってみると、コースの中でこれはこれでよかったと。
ムルソー アルベール・ビショー １９９９ ２０００円
やや焦げた感じの強いワイン。 ボリュームやバター香などはそれほど感じない。
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