黒豚のポワレ? |
フランス料理のメインで豚というあまり印象がよくないが、ここはチャレンジ。
黒豚は、栃木県のもの。 マスタードを表面に塗って、上には黒オリーブのソース。
また、フランス産のレンズ豆もたっぷり。
たっぷりのレンズ豆である。 そして、豚は驚きの柔らかさ。
ナイフを入れるとふんわりと崩れ落ちる感じ。
豚独特の風味もあまり感じられず、非常に癖がない仕上がりである。
しかし、何と言ってもレンズ豆であろう。小粒のレンズ豆はソースをたっぷり吸って
なかなかの味わいである。
オリーブの酸味もアクセントに。
シェフも挨拶に出てきてくれたのだが、豚はやっぱり脂が美味しいということで、
その当たりを大切にしているとのことだ。
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シャラン産鴨 リヨネーゼソース |
+1000円。
鴨はかなりの生系。 むにゅむにゅとした生肉は、あまり美味しいとは思えない。。
この辺の旨さはいつになったら、分かるのであろう。。
しかし、このソースがうまい。
ラタトィユを彷彿とさせるトマトベース系のソースは様々な野菜の甘さによく引き出され、
枝豆の食感も好相性。
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牛頬肉の赤ワイン煮 |
シェフのスペシャリテとのこと。 エブリーヌでもそうだったけどね(笑)
牛は仙台牛。
いつもながら、焦げ茶に近いソースと共に供される頬肉は非常に柔らかい。
付け合わせの人参はクミンにつけこんだもの、とのこと。
牛は若干うま味が逃げてしまっているのはちょっと残念。
だが、ソースの美味しさはそれを上回ってあまりある。
特に、クミンの風味著しい人参と一緒に頬張る牛頬肉はかなり至福系。
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