Sinp's Wine

前菜

テリーヌ
テリーヌ
フォワグラのテリーヌ。

口の中で徐々にとろける。 軽いパリパリ感のあるバゲットとねっとり感のあるテリーヌでスパークリングが進む、進む。

中にはインゲン、ニンジンが。 セロリ風味の野菜(?)のぽりぽりした食感と酸の感じ。



ウニのゼリー寄せ

食感もよく、スタートの一品としてはぴったり。 回りにある黒いのは黒胡椒の荒砕き。

写真は2人前。

白子のジャガイモ巻き焼き
フォワグラ
ネーミングはどの料理も適当。

ふんわりと漂う香りがとてもよい。

バルサミコ風味のソース。 ジャガイモの焼き色は濃く、食欲をそそる。

切ると、真っ白な白子がとろりとでてくる感じ。外皮はジャガイモに覆われて、しっかりとしている。 ジャガイモはやや固めか?

フォワグラ
ソースは色の割に、塩分は控えめ。 個人的にはちょっと物足りない感じ。

添え物のキノコは厚めの椎茸とマッシュルーム。

塩分的な問題かもしれないが、ジャガイモの方が美味しく感じる。

ジャガイモのおかげであろうか? 白子の火の通りとジャガイモとの火の通りが好対照。
白ワイン
コルトン
さて、なんのワインでしょう?(笑)

正解はこちら。

Corton-Charlemagne Louis Latour 1995

昨年秋にコルトンシャルルマーニュ(ヴェルジェ)を飲んで以来、すっかり注目のワインになってしまいました。

モンラッシェほど高くないのがいい。

そんな今日この頃、今日の白は・・・といって目の前に現れたワインはこちら。 しかもコルトンシャルルマーニュの総本山といえるこちら。 最大地主だ。

コルトン

もうそろそろ飲み頃でしょう、とのことで。

香りは、そりゃ、すごい複雑な感じ。 バターやちょっとスモーク香、熟したフルーツなどなど。 さすがである。

飲んでみると意外に後味はさっぱりとしているものの、鼻腔をくすぐるようにいつまでも余韻が残る。 かなりよい。

時間が経つと、酸味がしっかりとより感じられるようになる。バターを付けたパンとの相性は更によい。

グラスはボルドーグラスよりもうちょっと小振りの方がいいようだ。 香りの凝縮感が更に強かった。

残念ながら、白子がワインに消されてしまった感じもしないでもない。


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