フォワグラの香ばしさが、一杯に広がります。 そして、かなりのボリューム。 大きさと厚さといい、、
ラビオリには赤ワインで煮込んだ和牛でリコッタチーズをはさんで、そしてほうれん草が詰まっております。
茶色のソースは、牛の出汁。
ソースは、じゃがいも、にんにく(ほくほく系のもので、香りはそれほど強くない)を使ったものは、ほどよく香り。
フォワグラは、厚めということもあり、若干塩をきつくした箇所もありましたが、それは一部のみ。
ふっくらとした大ぶりのフォワグラと滑らかな組み合わせは定番系のうまさ。
やはり、ソースがいいかな〜 バランスがいい。
そして、ラビオリの皮のつるんとした味わいと和牛の柔らかさと味わいもソースの中でしっかりと主張しており、
うまさのアクセントに。 リコッタチーズも軽いながらも、ミルキーさを加えてくれます。
Savigny-Les-Beaune 1993 Dominique Laurent
赤ワインはドミニクローランのサヴィーネボーヌ。なかなか貴重です。
以前お店に伺ったときに、こういうワインが入った、、とのことをお聞きして、しっかり予約させていただいたもの。
飲み始めたのはPM1時過ぎですが、抜栓は11時ごろ。 無理にデキャンタで開かせず、ボトルのままゆっくり、というスタンスで。
味わいはまだまだ先がありそうな感じですが、香りは本当に芳醇。
サヴィーネボーヌという感じからか、ちょっとした軽さもありますが、華やかな香りが印象的。
当初、料理はフォワグラにはトリュフを使うということだったのですが、急遽料理が変更してしまって、
サービスの方の狙いとは若干ずれてしまったようですが、ワインの美味しさは変わりません。
料理の後半になっても、一向に衰える様子もなく、非常にしっかりとした酒質であることが分かります。
新樽200%といって、一世を風靡した作り手ですが、うーん、素直に美味しいかも。
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