メニューは、カスベのムニエル グルノブロワーズ とあります。
カスベはこちらで何度かいただきましたが、ガンギエイの地方名とされ、冬が旬。 春の産卵期を控え、脂がのってくるそうです。
こちらのは北海道産。 煮こごりが一番ポピュラーの調理法で、ゼラチン質が豊富。
一方、グルノブロワーズはグルノーブル風とも言われ、ムニエルにした淡水魚にレモンの角切り、ケイパー、クルトン入りのソースを
かけるものを言うようです。 知りませんでしたが定番の調理法のようです。
グルノーブルはフランスの南東部にある都市名。リヨンとスイスの間にあるそうです。
んで、これが私のモロ好み(笑)
下には青菜のソテー。 ヒレ(俗に言うエイヒレ)の部分は身に骨に身がうっすら付いているような状態。
骨は軟骨のように柔らかくなっており、ポリポリと身と一緒に頂くことができる。
レモンの酸味のきいた味わいに、ケイパーの風味が加わり、ムニエルの脂によくあいます。
あわせたワインはこちら。
Comte Lafond Grande Cuvee Sancerre 2004
コント・ラフォンはラドセットの先祖のラフォン伯爵にちなんで名づけられたワイン。
ご存知ラドセットはバロンL(プイィ・フュメ)を作り出すロワールの名醸造家。
こちらはボトルがかわいいから、、とはマダムの弁。
しかし、味わいはまったくかわいいというレベルではなく、相当によい。
ほどよい酸味とミネラル感。 柑橘系の香りがさっぱりと感じさせますが、余韻もあって。 かなり好み。。
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