Sinp's Wine

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ワイン
ワイン 5200円。

DOMAINE LA MILLIERE Chateauneuf-du-Pape V.V 1998

家でちょっと調べたら、市販価格で3000円弱、あまり評判はよくないようだ。

テイスティング時には、かなり薄目の透明感のある赤。 飲んでもあまりタンニンを感じず、 するりと喉を通り過ぎていく。

しかし、香りがよい、抜栓当初には香辛料とポークハムの香りが。(ってそれは食べていたものだから?)

酸味もしっかりとして、なかなか悪くない。 特に下の鹿との相性は抜群だ。

えぞ鹿のロースト 黒トリュフソース
えぞ鹿のロースト +1800円。

鹿好きな知人の注文。 う〜ん、食べ応えあり。 前もこんなにメイン大きかった??

鹿は赤身の肉で、臭みや癖のないもの。 中はかなり生っぽい感じだ。

ただ生っぽいがそれほど苦手な感じはしない。


しかし、何といってもトリュフだ。

えぞ鹿のロースト
上にも数切れ散らされており、更にソースにも細かく微塵切りにされたトリュフが散見され、 トリュフの香りがオーラとなって、料理全体を包んでいる。

したがって、ソースが非常に素晴らしい。 トリュフの艶美な香気に包まれ、至上の美味へと変わっていく。

また、グラタンも同席者に人気が高かった。 肉がちょっとやや貫禄負けという感じもするが。 しかし、このプラスαなら注文して正解。。

山うずらのロースト 根セロリと黒トリュフのソース
山うずらのロースト +2500円/1名。 2名用。

こういうのが好き(笑)

目の前に供された皿は、セップの香りに覆われていた。 鹿がトリュフに包まれているとすると、こちらはセップに覆われていた。

そして、見た目も。

こんなにセップを思う存分食べたのは初めてかも、という分量だ。

山うずらのロースト
結構、セップって高いのよ。。

セップはその部位(?)によって食感が違って、ふにゃんって感じのところや、しこしことした感じだったり。

そういうのも楽しめるが、味わいとその香気が圧倒的。 噛みしめると口の中にそれらが広がるのだ。


そして、うずらだ。 結構大きい。

肉は白身だが、味の濃さは立派なもの。

それにしても、骨の周りの肉はかなりのレア。 そこの部分の香りがウオッシュチーズの香りに満ちていたのにはびっくりだ。
山うずらのロースト
また皮が非常に厚く、脂という感じではなく、通常のナイフでなかなか切れない。 だから、ジビエ用のナイフがあるのか・・・と実感。

しかし他のお店でジビエ用のナイフを出されたこともあったが、何でこれなの? と思うくらいあまり必要性を感じないことばかりだった。 だって通常のナイフで全然問題ないくらいの肉質だったから。

食べて固いという印象は全くないのだが。 この味の詰まったうずらとセップの相性が好相性。

付け合わせの根セロリのピューレは、ハーブが混じっており、ちょっと気分を変えてくれる。

それにしても、キュートでしょう? この脚(笑) 誘っているみたい。


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